ついに分別
パリでアパート住まいをしていると、ゴミは、ゴミ部屋とか中庭とかにおいてあるゴミ出し用の緑色の巨大なバケツみたいなもの(車輪付き)に投げ込んでおく。ゴミ収集は毎日行われる。管理人さん(がいないところはどうなっているのか知らないが)が、ゴミ収集車(これも緑色)が来る時間を見計らって(いるのかどうか本当のところは分からない)、通りに出しておくと、ゴミ収集車がやってきて、その巨大バケツの中身を収集車内に放り込んで、去っていく。
日本では(私の知る限り)、ゴミはゴミ集積所に出して収集車が来ると、ついてきたお兄さんが、よ、っとか言って私たちの出したゴミ袋を収集車に放り込む。パリではそこが機械化されていて、その巨大バケツは共通な仕様となっており、収集車の後ろのアタッチメントの所におくと、収集車についている機械がバケツを持ち上げて中身をザザーと出して、ということをやってくれる。
で、この緑バケツには何でも入れて良い、ただし、ビンだけは別、というのがルールだった。不燃物と可燃物と更に資源ゴミの分別収集なんてどこの話、という感じだったのだ。前回パリに住んだ8年前から5年前まではそうだった。
ところが、先日気がつくと、単に燃やしたりはしないゴミの巨大バケツが別に存在しているのを発見した。この収集は週に1回だけのようだし、新聞紙とプラスチックと小さい電気製品が一緒だったりするが、それでも大進歩である。もしかしたら、すんでいる地区によってやり方が違ったりしただけなのかもしれないが。
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