自転車

先日自転車を買った。

転勤してフランスを離れる人からのいわゆる「帰国売り」である。彼自身も帰国する同僚から買ったものだそうだが、買ってから一度しか乗らなかったとのことである。彼の買値は５０ユーロだったが、１５ユーロでよいとのこと。ただし前輪パンクのまま引き渡しという条件だった。

ちょっと自分には小さい感じではあったが、新品を買えば最低１００ユーロくらいは超えるので、飛びついて譲ってもらった。近所のデカトロンでパンクを修理して、ブレーキの効きを調整して鍵と荷台紐を購入ししめて３０ユーロくらい。本体価格よりかかってしまったが、これは、本体が破格であったから。

もともと今回のパリ滞在では、５年前に比べて道行く自転車の数が多く、ここは北京かと思ったほど（嘘）。もともとフランス人は自転車好きだがそれは競技スポーツ、見るスポーツとしての自転車好きという方の印象が強く、通勤・通学やちょっとした運動の手段としての自転車は、きっとこの数年で激しく伸びたに違いない。
特に、自転車レーンというのは、前回滞在の末（１９９９年）くらいに増えてきた印象があるのだが、時代にのらない手はない。実はこれから寒くなり天候も不順となると、対策なしでは自転車通勤もままならないのだが。

で、未だに判らないことがある。

１．パリでは自転車は歩道を走ってもよいのか？
２．車道を走る際、一方通行は適用されるのか？

判明したらお知らせしますね。