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2004.10.25

サラステ

ちょっと旧聞ですみませんが、山尾さんのブログに、サラステのことが書いてありました。

シベリウスの全集を最録音するのに、手兵のフィンランド放送響をわざわざ(といってもそんなには遠くない)ペテルスブルクまで連れて行って録音したのもロシア音楽との関連を意識するためとか、パレストリーナとの関連とか、ドイツのオケで演奏することの意義とか、なかなか興味深げなインタビューを紹介するエントリーでした。

で、サラステといえば、2週間くらい前にラジオをつけたら突然シベリウスのヴァイオリン協奏曲が流れてきて、これが彼の指揮した演奏でした(放送終了してから調べたのですが)。この演奏、冒頭のヴァイオリンがものすごく良くってどんどん引き込まれてしまいました。この曲って、下手すると、ソロもオーケストラも、なんだかモゴモゴ言ってばかりで、早いパッセージで苦労したり、そのうちにばーんと大きな音が時々鳴って終わっちゃう、みたいな演奏にでっくわすことが多いと思いますが、この演奏は、何というのか雄弁(といっても多弁ではないし声も大きくないんですが)で、つながりも自然で、有機的、っていっても言葉だけが上滑りしてしまうんですが、とにかく良い演奏でした。

この演奏、フィンランド放送響のディスコグラフィのページを1992年のところまで追っていくと発見できますが、アマゾンなんかでは在庫切れとのこと。もう一度聞きたいなぁ。ちなみに、1992年というとサラステが前のシベリウスの全集を録音したのと同時期の録音ということになります。

ところで、このスウェンセンという人はワタクシは知らなかったんですが、今では指揮者としてスコットランド室内管とかとショスタコーヴィッチとかも録音しているんですね。メンデルスゾーンの協奏曲の弾き振りの盤なんかも出しているみたいなので、聞いてみたいところです。N響でも1998年の第1041回定期でシベリウスを弾いているそうです。ここで発見)

ところで、話をサラステに戻すとというと、もう15年か20年前になるのか、そんなに時期が違わずに、涼しげな風貌の若手指揮者が次々と日本に紹介されたことがあって、サラステ、サロネン、ティルソン=トーマス、と、この3人がなかなかどうも区別が付かない(ことはないんだけれど)というか、イメージがだぶってしまうのですね、ワタクシにとっては。皆さんは如何でしょうか?

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Comments

まったく本当に遠い話です。
都響かぁ。。

デ・ブリーストが常任?指揮者になったとかいう風の便りを聞きましたが。

Posted by: ガーター亭亭主 | 2004.10.26 at 03:37 PM

サラステは10年位前に一度だけ読響を振ったのを聞いたことがあります。よほどシベリウスはやりたくなかったらしく、定期でプロコのロミオ、名曲でツァラトゥストラというプログラムだったことだけ覚えています(笑

スウェンセンは来二月に都響を振るようです。
とは言っても遠い話ですね、お互い。

Posted by: ユウスケ | 2004.10.25 at 10:47 AM

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Tracked on 2004.10.25 at 10:49 AM

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