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2004.11.30

プレートルの日

11月27日はジョルジュ・プレートルの80歳の誕生日だった。これを記念して、france musiqueというラジオフランスの音楽専門(8割クラシック2割ジャズという感じ)チャンネルは、丸1日、記念番組を延々と放送し続けた。途中、当夜シャンゼリゼ劇場で行われた記念コンサートの生中継を挟んで、この特別番組は、午前9時から翌朝の7時まで続いた。

 番組は、まずは、バスティーユにおける記念コンサート(9月24日収録)のライブ(タンホイザー序曲とバッカナール、ヴェーゼンドンク・リーダー、英雄の生涯)に始まり、プレートルとオペレッタ、プレートルの横顔(インタビューと過去の放送録音等から構成)、通常はリスナー・リクエストの時間帯も、プレートルの思い出の曲や演奏をオンエア、そしてプレートルとオペラ、生中継の記念コンサート、深夜になってからは、お宝といえるような貴重な過去の放送録音の数々が放送された。

 番組表はこちら(9時7分以降)とこちら(深夜1時以降)にあるが、これも1週間経つと消えてしまうと思われる。それに、予告されなかった興味深いものが色々と放送されたようなので、そのうちプログラムの内容を可能な限り再構成してみたいと思う。

 このfrance musiqueのレパートリーが、例えばNHKFMよりは遙かに狭い範囲のカバーであるから、こういう思い切った番組構成もできるのだろうが、この22時間にわたる特別番組、しかも、現役の指揮者で、となると日本ではきっと例がないだろう。丸1日クラシック、とか、オペラ、とかベートーヴェン、とか、そういうのは合ったと思うが。プレートルがフランス国営放送と長く(50年近く)緊密に仕事をしてきたという事情はあるにしても、例えば朝比奈隆のために、NHKがこんな番組を組む、ということは考えられるだろうか。

 やるときは徹底的にやります、まあ、難しいことは言わないで、というような感じであった。

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