« ロッシーニ風? | Main | ウィンナワルツというと »

2004.12.29

accentus(に至らず)

「買ったら全部聴け」さんが、エリクソンのプーランク合唱曲集について書いていらっしゃる。ワタクシはこのオランダ室内合唱団の盤は存在すら知らず、もっぱら同じエリクソンの何十年も前の録音を聴いていたのだが、これに初めて接したたときの衝撃ははすごかった。

ただ、エリクソンの仕事の巨大さの一端に触れたのは、90年代半ばになって「ヨーロッパ合唱音楽の500年」「ヴィルトゥオーゾ合唱音楽」という2つのCDセットを聞いてからである。(ワタクシが持っているのはドイツエレクトローラから出た盤であるが、今ではclarionというレーベルから出ているようで、上記リンク先はそちら)。それまでは、セラフィム合唱名曲シリーズの1枚だった「ストックホルム合唱団/3つのシャンソン」というLPだった。そこには、今では上記「500年」に含まれている、ドビュッシー/3つのシャンソン、ラヴェル/3つのシャンソン、プーランク/人間の顔、バルトーク/4つのハンガリア民謡、同じく4つのスロヴァキア民謡、ブリテン/聖セシリア賛歌が収録されていた。

さらに正直に言うと、当時のワタクシが繰り返し聞いていたのは、ドビュッシーとラヴェルの曲だけだった。それだけでもワタクシには十分衝撃的だったのだ。合唱というモノがこんなに美しいことをワタクシは知らなかったのだった。が、しかし、LPで最初に入っているこの(取っつきの良い)2曲ぐらいを聞くことで満足してしまっていたのは、今から考えると、とてももったいなくかつハズカシイことである。ま、誰もが通る道であるとも言えるのだけれど。

さて、本当は、このエリクソンの話からスタートして、お気に入りの合唱団であるアクサントゥス(創立/指揮者であるロランス・エキブレイはエリクソン門下)のことを書くのが目的だったのだが、今日は疲れたのでここまで。

|

« ロッシーニ風? | Main | ウィンナワルツというと »

音楽」カテゴリの記事

Comments

TBありがとうございました。
本年もよろしくお願いします。
プーランクの合唱音楽は、彼の音楽のおいしいところが満遍なく入っていますから、非常に聴き応えがあります。
宗教曲はいっそうシリアスで充実していますからもっと聴かれて欲しいと思います。

Posted by: frostcircus | 2005.01.01 at 08:43 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/10092/2403682

Listed below are links to weblogs that reference accentus(に至らず):

» 至高の響き [買ったら全部聴け]
F.Poulenc SecularChoralMusic【プーランク:世俗合唱曲集】 フランシス・プーランク:「雪の夜」(6声無伴奏混声合唱のための小室内カン... [Read More]

Tracked on 2005.01.01 at 08:34 AM

» The best of Barbara (Barbara) [【ponty's music lounge】]
World-Chanson : ★★★★★ 黒いワシ〜ベスト・オブ・バルバラ 情をむき出しにして歌うバルバラの声は魂に響き渡る。 なんという素晴らしい音なのだろう。 一見シンプルである。シャンソンにありがちなストリングスの多用はなく、少人数による演奏が多い。 しか... [Read More]

Tracked on 2005.05.03 at 10:36 PM

« ロッシーニ風? | Main | ウィンナワルツというと »