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2004.12.14

ラムルー管への補助

週末のLe Figaroによれば、パリ市は、運営の危機に陥っているラムルー管に対して補助金を増額して救いの手をさしのべようとしているとのこと。

もともと、ラムルー管は、なかなか経済的に厳しい状況にあって、佐渡裕も色々なところでその危機については訴えていたと記憶している。援助の最大手はソシエテ・ジェネラルという、日本で言えば最大手の都市銀行の一つであったのだが、そこが今までのように援助を続けられないとして、今後の運営が非常に危機的状況になることが予想されていた。日本で言えば日経新聞に当たる"Les Echos"の記事によれば、先週末の日曜コンサートが、ラムルー管としての最後から2つ目の演奏会になる可能性がある、とのことだったし、
フランス落書き帳さんのところでも、同趣旨のことがアップされていた。

で、今回のパリ市の決定(助役の記者発表という形)は、現在165000ユーロである(年額)ラムルー管への補助金を4年間で5割り増しにするというものであった。また、同時に、オケの自己財源では運営不可能という事情等を踏まえ、同管の今後のあり方や役割について協議していくとしている。

総予算、オーケストラとしての活動内容、規模、楽員の勤務・契約形態に違いがあるのだろうから、日本のプロオケとの単純な比較はむろんできないので、ここでは控えておく。

ラムルー管と言えば、その長い伝統もさることながら、好楽家には、マルケヴィッチの指揮による名盤の数々はなじみ深いものだし、佐渡裕の指揮の下その演奏内容には目を見張るものがある。とりあえず解散という事態は避けられた(不明?)のかもしれないが、恒常的に活動が続けられるような仕組みができて欲しいと思う。

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