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2004.12.22

フィガロのお薦め盤(完結篇)

最後は器楽曲です。ちょっと不思議な傾向がありまして、7点中、ピアノが3点、ギターが2点、クラリネットが1点、オルガンが1点で、ヴァイオリンもチェロもないのです。

エドゥイン・フィッシャーの4枚もの(andante)

ゼルキンの一連の復刻

ポルタル&イザイQのモーツァルト五重奏曲

MIDNIGHT AT NOTREDAME

セゴビア/ザ・グレート・マスター

フランソワのドビュッシー&ラヴェル

イエペス/スペインのギター音楽(記事には「2枚」とあるが多分「5枚」の誤り)

こうして挙げてみると、陣笠さんから頂いたコメントのとおり、懐古趣味ですねぇ。しかも「集大成」的なものが多い。やはり、年末年始が来し方行く末を思う時間と言うことでしょうか(違うか)。

 例外の2点のうちの1点、ポルタルのモーツァルト、これはお勧めです。ポルタル好きなんです。メロスとやったブラームスもいいし、メイヤーとのデュオなんて素晴らしいものもあります。他にもEMIからはシューマンとかプーランクとか室内楽のCDが結構出ているんですが、ポルタルはジャズとクラシックとの線を越えていることが、逆にうさんくさい印象を与えてしまうのか、今ひとつ日本では実力の割に評価されていない人のような気がします。
 このモーツァルトの五重奏、ワタクシ、実は店頭試聴したのみで未架蔵です。25ユーロとか言われると、まあ、旧盤もあることだし、良いかなぁ、といつも棚に戻してしまいます。

 話がポルタル方面に発展しましたが、もう一つの"MIDNIGHT AT NOTREDAM"。う~ん、これは存在すら知りませんでしたが、結構ヘンなものです。バッハのコラールとかシンフォニアはいいとしても、無伴奏ヴァイオリンのための「シャコンヌ」とかプロコフィエフのトッカータとかラコッツィ行進曲とかまでオルガンで弾いちゃったというものです。結構、タンホイザーの巡礼の合唱とか、良さげなものもありますが、まあ、ワタクシはお金を出して買う気にはなりません。店頭試聴してこようと思います。

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Comments

ゼルキンの復刻、については、あまり見ないもの、おなじみなものが混ざっている状態なんですね、これが。もちろん、演奏の質から言えば玉石混淆と言うことではないと確信しますが。

ポルタルはフランス人です。だから、ということもないですが、ウィーン流の柔らかいクラリネットや深みのある音を期待すると大分肩すかしを食らうと思います。でも、音楽的!

Posted by: ガーター亭亭主 | 2004.12.23 at 11:51 PM

こんにちは。私も「フィガロ」と聴いて「フィガロの結婚」推薦盤と勘違いしていた一人です。
さて,ゼルキンの復刻物,欲しいです。
それから,ポルタルは知らなかったのですが,ケーゲルシュタット・トリオが曲目に入っているとなると,食指が動きます。ポルタルはフランス人なのかな。

Posted by: 小ト短調 | 2004.12.22 at 11:04 PM

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