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2004.12.23

ゼルキンの一連の復刻とは

フィガロのお薦め盤「完結篇」に小ト短調さんからコメントをいただいた中で、ゼルキンの復刻ものが欲しい!というお言葉があった。ワタクシも欲しい。24枚組で120ユーロ弱なのだ。1枚約5ユーロ。バラで買うと13ユーロ位なので夏の発売時には手に取りながら戻した盤もあったが、この値段なら「買い」である。しかし、このシリーズの全貌が一覧しにくいのだ。どれだけダブり買いになるのかよく分からない。そこで、一覧表を作ってみた。

ダウンロードはこちら

至ってプリミティブな表だし、情報の平仄もあっていないが、まあ、とりあえずこのくらいあれば、他盤と同定することは可能であろう。がしかし、自分がどの演奏を架蔵しているのか分からない限りこの表は役に立たないということに気が付いたのは作成後のことであった。。。

ブラームスの協奏曲は2つとも持っている。ベートーヴェンは、う~ん、持っているかどうか分からない。最後の3つのソナタはDGのを持っているような気がする。カザルスとのチェロ・ソナタは持っていない。シューベルトは、多分持っているのはカーネギーホールの75歳リサイタルのだったような。。。とまあこんな具合である。

ところで、なんと言っても、この夏のリリースで一番驚いたのは、ゼルキンのショパンの前奏曲集の録音が出てきたことである。こういうのも録音していたんですねぇ、というのが第一感になるわけだけれども、実は、マズルカとかノクターンはともかく、プレリュードは非常に構成もよく考えられた作品集でもあり(昔、諸井誠が各曲の調性と配列について論考を書ていた)、父ゼルキンが取り上げていても決しておかしくないのだと思う。現に、日本でのリサイタルでもこの曲は取り上げられており、TDKオリジナルコンサートでも放送(1979.11.15)されていて音源も残っているとのことである。

この音源も遠くないうちに出てくるに3000点。

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Comments

こんばんは。私のコメントがきっかけで,詳細なご報告を作っていただきありがとうございました。恐縮です。
ゼルキンはLP時代に,それこそレコードが擦り切れるほど聴いたのです。しかし,CDになってからは,ほとんど買っていないのです。カザドッシュの演奏は,ほとんどCDで買い直したんですけれども。このゼルキンのセットは買いですね。

Posted by: 小ト短調 | 2004.12.24 at 12:18 AM

ああ、LPでは出ていたんですか、ゼルキンのショパン。テープ発見とか書いてあったので、てっきり「新発見録音」(「初CD化」ではなく)かと思っていました。

ブルレスケ、多分持っていると思います。ワタクシの持っているブラームスはそれとカップリングになっていたのではないかなぁ。

Posted by: ガーター亭亭主 | 2004.12.23 at 11:47 PM

そのゼルキンのショパン、聴いた記憶があります。
貧乏奨学生だった僕は代田橋駅のそばで月1度の贅沢でうなぎの肝吸いを食べていたなあ(失礼)
ドイツ人のショパンと言えばケンプのほうは再発してますが、ゼルキンの録音はまだ出ていなかったんですね。
ブラームスはもちろん持ってますが、亭主さまはR.シュトラウスの「ブルレスケ」(オーマンデイとの共演)はお持ちですか?
骨っぽいシュトラゥスには奇妙に惹かれました。

Posted by: frostcircus | 2004.12.23 at 07:01 PM

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Tracked on 2005.02.24 at 08:56 PM

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