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2004.12.15

音楽の父

小学校の音楽教室には、壁に作曲家の肖像を並べたのが貼ってありましたよね?大体大バッハから始まっていたんじゃないかと思いますが、彼の称号?は「音楽の父」。ヘンデルが「音楽の母」(でしたよね?違うかなぁ)。他にどんなのがあったかと考えてみました。

しかし、音楽の父、って考えてみれば、すごいというか偏向きわまりないというか。いや、ワタクシもバッハは大大大好きですよ。すごく重要な人だとも思いますよ。そこにすべてが流れ込みそこからすべてが流れ出す大海であるバッハの音楽史上の位置づけには全く賛同します。でも、ウルトラの父じゃあるまいし、音楽の父と言われてしまったら、それ以前の人はどうなってしまうんでしょうねぇ。パーセルとかヴィヴァルディとかクープランの立場は。ドイツ偏向の音楽史(どこかにこのことを取り上げたエントリーがあったような気がするが思い出せない)ですよね、やっぱり。で、それにしても、ドイツ(なんて国は当時はそもそもなかったけれど)に限っても大バッハ以前の作曲家はどうなってしまうのか。

う~む、そもそも、大バッハを音楽の父と呼び始めたのは、一体どこのどいつでしょう。

と思ってググってみたら、こんな回答が。

それに比べると、「音楽の母」ヘンデル。これは、なんと言おうか、生年が同年だからカップルにしたんでしょうか、こじつけっぽいですよねぇ。でも、まあ、まだかわいいものです。「交響曲の父」ハイドン。これは、いいでしょう。もちろん、シンフォニアに限らず、交響曲という音楽形式はハイドンの発明になるものではないでしょうが、やっぱり「交響曲を生んだ」という感じがしますから(上のバッハの部分との矛盾は承知です、お許しを)。

で、「神童」モーツァルト、「楽聖」ベートーヴェン、と続いていくのですが、はたとここで行き詰まってしまいました。この後、どんな「称号」付きの人がいましたっけ。ショパンは「ピアノの詩人」だったかな。ブラームスは「新古典主義」なんて言われますが、これは「称号」ではないですよね。

案外、アレですね。おもいつきませんね。もっとあれば楽しいのに。「天才山師」ワーグナー、とか、「音楽グルマン」ロッシーニ、とか、「三重疎外者」マーラー、とか、「感涙詩人」プッチーニとか、「音の錬金術師」R.シュトラウス、とか(以上は全部ワタクシが今適当に書いたものです)、あ、ここまで書いて、ラヴェルには「スイスの精密時計職人」でしたっけ、そんな称号があったのを思い出し、称号は19世紀のもの、という結論が欠けなくなってしまいました。うーむ。

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Comments

最初は、いい加減な回答だなぁ、と思って呼んでいたんですが、音楽家になった子供が多かったというのは案外核心を突いているかも。

Posted by: ガーター亭亭主 | 2004.12.20 at 04:50 PM

 うわ、ホントだ、タケカワユキヒデだ。さすがテレビ局のサイトだなあ(笑)。

Posted by: iio | 2004.12.17 at 06:33 PM

ゴダイゴのタケカワユキヒデが回答していたので笑ってしまいました。

あとは音楽の息子娘孫曾孫甥姪、もういいですね。

Posted by: ユウスケ | 2004.12.17 at 05:41 PM

音楽の叔父は、スカルラッティかなぁ、ヴィヴァルディ、パーセルとかラモーとかもいいかもしれないですね。でも、叔父さんって、ほら、少し崩れた感じがするから、ここはやはりヴィヴァルディか。

音楽の爺は、これはモンテヴェルディで決まり。

ひい爺さんとなると、パレストリーナとかそこら辺ではまだまだ足りなくって、ギョーム・ド・マショーとかデュファイエとか、そういう感じでしょう(しかし、古学ファンにはこの辺を一緒くたにした話は耐えられないだろうなぁ)。

Posted by: ガーター亭亭主 | 2004.12.16 at 03:58 AM

 音楽の爺とか音楽の叔父はいないんでしょうか。音楽のひいじいさんとか。

Posted by: iio | 2004.12.16 at 12:55 AM

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