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2004.12.30

ウィンナワルツというと

まだウィーンフィル・ニューイヤー・コンサートには若干早いが、先々週のRadio Classiqueの「選ぶのはあなた」は、特別番組として、いつものような複数演奏者による同一曲1曲だけの聞き比べではなく、複数のシュトラウスの曲を複数の演奏で紹介していた。どのような投票システムになっているのか(説明されたと思うけれど聞き取れなかった)分からないのだが、そのラインナップが例によって興味深い。

○「こうもり」序曲
  セル/クリーヴランド
  カラヤン/ウィーン
  マゼール/ウィーン
  Cクライバー/ウィーン
  アーノンクール/コンセルトヘボウ

○オーストリアの村つばめ
  セル/クリーヴランド
  ライナー/シカゴ
  ドラティ/フィルハーモニア・フンガリカ
  Cクライバー/ウィーン
  アーノンクール/ウィーン

○美しく青きドナウ
  セル/クリーヴランド
  フリッチャイ/ベルリンRIAS
  カラヤン/ベルリン
  Cクライバー/ウィーン
  マゼール/ウィーン

渋いですよねぇ、この選曲と演奏者。3曲とも入っているのはセルとクライバー。やはり、セルはハンガリーの代表選手と言うことでしょうか。オーストリアの村つばめはセル、ライナー、ドラティと並べてきましたか、そうですか。う~ん(唸)。ワタクシも頭ではオーストリア=ハンガリー二重帝国とか、まあ知ってはいるわけですが、シュトラウスの曲を5人の指揮者で聞き比べる時にハンガリー出身を3人並べることはできません。まあ、曲にもよりますが、「こうもり」の5人を並べるのが穏当なところでしょうか。もっとも、自分だったらハンガリーの代表選手としては、当然ライナーを挙げたくなるところですが。「ドナウ」にもフリッチャイが入っているのが目を引きます。

ところで、12日の記事、大間違いでした。ラヴェルの左手の協奏曲の投票結果は、

 フランソワ/クリュイタンス(31%)
 ツィメルマン/ブーレーズ(27%)
 デュシャーブル/プラッソン(25%)
 コチシュ/フィッシャー(18%)
 ティボーデ/デュトワ(6%)
 フライシャー/コミッショーナ(3%)

ということで、ジャケ写真まで載せてツィメルマン盤の優勝を報じ、「もうフランソワの時代じゃないのね」なんてコメントしてしまったワタクシ、汗顔の至りでございます。謹んで訂正いたします。聞き取り能力無いなぁ。あー恥ずかしぃ
(今度はHP(直リンできないけれど)に乗っているので間違いないはず)。

で、同時に発見した「メサイア」の結果ですが、

 ガーディナー(26%)
 クリスティ(22%)
 マリナー(17%)
 デイヴィス(17%)
 ビーチャム(13%)
 ミンコフスキ(5%)

ということでした。フランス人にとっては、メサイアはやはりイギリスの音楽、ということでしょうか。クリスティの健闘むなし。ミンコフスキの再会というのも意外な結果ですが、聞き手の曲に対するコンセプトが、メサイアの場合、保守的な方にかなり触れているということかもしれません。

に放送されたメサイアの人気投票の結果は、

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