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2005.01.03

パリに戻って参りました

あけましておめでとうございます。昨日パリに戻って参りました。

ルフトハンザでフランクフルト経由で戻ってきたのですが、何故かEUへの入国の税関で止められて、カバンの中を開けろ、"How old is this computer?"とか聞かれてしまいました。

いくらドイツの税関でも、もうちょっとましな英語は喋れんのか、と思いながら、"One year."と応え、これは9ヶ月前に買ったものだし、本当は修理に出そうと思って持って帰ったものだったため保証書も持っていたので、イザとなればそれを突きつけようと身構えました(3ヶ月以上発っている個人使用のものを在住者が持ち込む場合は税金係らんはずだ、これがその証明書である。君たちは日本語は読めないだろうが、ここには昨年3月に買ったものであるという証明が書かれている。嘘だと思ったら誰か日本語の読める人を連れてきなさい。なお、ワタクシは1時間25分後にパリへの乗り換えフライトがある。もしもそれを君たちのせいで乗り過ごしたら、ワタクシは君たちに生じた損害を払ってもらう、、、なぁんて英語を頭の中でシミュレーションしていたのです)。

で、なぜ修理に出そうと思って持って帰ったのか、(そして何故修理に出さずに持ち帰ったか)というと、この数ヶ月間液晶にひびが入って画面の真ん中に上から下まで数色の筋が入り、そこから画面左下隅までビビビと斜めの筋が入りその斜め筋の上下1センチほど幅でその筋が広がりを見せているという感じで、日によっては画面左半分の下3分の2くらいが全く見えないという状況だったのです。

電話で販売店に問い合わせたら、保証期間内なら無償ですよ、とか言われたので勇んで今回持って帰ったのですが、結果は、激しい液晶抜けのトラブルならともかく、「割れ、ヒビ」は有償交換で10万円!と言われたため、修理は断念。外付け液晶ディスプレイを買ったのでした(2万円台)。SVGAがVGAになってしまったけれど、いやぁ、筋のない画面は快適です。

で、このディスプレイが空港で引っかかったらまずいなぁと東京を出るときから思っていたのですが、こちらは値段が150ユーロ、というととたんに税関係員氏は興味を失い、2000ユーロのパソコン本体を問題にし始めたわけです。が、せっかくの上記シミュレーションもむなしく、たいしたことなく通関してしまいました。まあ、結果オーライですが。

しかし、その間、この係員氏(ともう一人の係員氏)はワタクシともう一人の善良な旅行者を捕まえており、他の入国者はフリーパス状態(結構長かった)。成田のように列を作って必ず係員の尋問を受ける仕組みにはなっておらないわけです。本当に税関は運次第。

ということで、本年もどうぞよろしくお願いします。

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Comments

短い日本の滞在、ゆっくり過ごせましたでしょうか。かくいうじぃも、フランクフルトからシスコに「戻る」時、セキュリティチェックで止められてしまい、別室でPCのチェックをさせられました。イヤミたっぷりに”Besonderes?”とドイツ語で言ってやったら、相当戸惑った顔をしていました。ドイツに「帰国」(^_^;)する際には、二度とフランクフルトは使わないことにします。ミュンヘンの方がまだ楽だ(^_^;)。

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