「冬の旅」の結果
先週の「選ぶのはあなた」、「冬の旅」の回、一部しか放送が聴けず、エントリーも全部は分からなかったのは、お伝えしたとおり。今週の結果発表でも、肝心の所をぼーっとして聞き損ね(ヒアリング能力が低いとも言う)、きっと「冬の旅」とは相性が悪いのだろうと思うしかないのですが、得た情報から結果を再構築すると次のようになりました。
クヴァストホフ/スペンサー :26%
ホッター/ムーア(54年) :26%
F=ディースカウ/ムーア(55年):23%
ゲルネ/ブレンデル :15%
ファスベンダー/ライマン :8%
ボストリッジ/アンスネス :2%
ええと、クヴァストホフが1位で26%なのは間違いないんです。F=ディースカウ以下の順位も。で、①クヴァストホフと同点首位を分け合った?演奏があるらしい、②それは54年の録音らしい、③ゲルネの得票率は聞き取れなかった、という事実から再構成して、上のように推測しました。つまり、ホッターというのはまったく状況証拠からの推定に過ぎないんですが。
ボストリッジがここまで低い、というのにはちょっと驚きました。「やりすぎ」らしいです。
さて、気を取り直して。
今回のお題はシューマンのピアノ協奏曲でした。比較されたのは、
リパッティ/カラヤン(48年)
ゼルキン/オーマンディ(64年)
ポリーニ/アバド(89年)
バレンボイム/チェリビダッケ(91年)
ツァハリアス(弾き振り)(00年)
アルヘリッチ/ラヴィノヴィッチ(02年)
ワタクシは、案外なことにツァハリアスが良かったです。ただ、2楽章はちょっとテンポ早すぎかなぁとは思いましたが、弾き振りのせいか、オケとの交感が素晴らしかった。フランスではこの人ポピュラーなようですね、この前も何かの聞き比べに登場していたし。あと、アルヘリッチの魅力にも抗し難かったのですが、生で聞いたらきっと引き込まれちゃうだろうな、と思いつつ、ラジオの前では、ここまでやられると、と少し引いてしまいました。
そうそう、今回のノミネートについては、違う傾向の演奏を6種類選ばないといけないので、ハスキル、バックハウス、ギーゼキング、アシュケナージ、ピリス、アンスネス等々は切らざるを得なかった、とアナウンサーが言っておりましたが、ワタクシは、なかなか渋い選択だと思いました。
放送では、それぞれの演奏者の他の録音の存在についても触れるのですが、ゼルキンがオーマンディとばかり3回録音していることなんかちっとも知らなかったし、実は、ツァハリアス盤、アルヘリッチ/ラヴィノヴィッチ盤の存在も今日知りました。後者はロストロ、アーノンクールだけだと思っていました。しかし、ポリーニの録音歴で74年のカラヤンとのライブ、って言っていましたが、堂々と言ってしまって良いのかなぁ。それと、カラヤン/エッシェンバッハって言っていたけれど、そんなのあったかしら。
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