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2005.05.25

「中二階」その後またはエスカレーターの速度のズレ

CLASSICAさんのエントリを読んで「中二階」を読みたい、と表明したのは昨年8月のことだった。現在着々と読んでいる(というほど時間のかかるものでもないはずなのだが)。

で、その時に引用されていたLPのえさ箱を漁る光景のみならず、この本にはレコードプレーヤーの針のクリーニングなどという涙が止まらなくなる(嘘)描写もあることが分かってきたのだが、ちょっと引っかかることが一つ。

この主人公はエスカレーターを偏愛しており、事実、それに関係する記述も多い。

で、エスカレーター乗りなら誰しも気になったことがある疑問、手のベルトと足のステップのスピードの違いについて、この主人公も考察するのだが、何度読み返しても、彼の利用しているエスカレーターは手よりも足の方が速い(エスカレーター上で止まっていると足が先に行く)としか読めないのだ。

これ、日本では逆ではないか?

初めてこの速度差を教えてくれたのは松本在住の私の伯父で、大阪万博の何館だかの「動く歩道」だったという記憶が正しいとすればもう35年前の話だ。それはともかく、その時から、日本では手が先に行く、と決まっているはずだ。

足の方が重いから、とか当時は単純に思っていたが、その後(つい5,6年前だと思う。「5,6年前が「つい」なのか」というつっこみはお受けするが、何しろ35年前の話なので)、テレビで「そっくりかえるよりも前屈みの姿勢の方が危険が少ないから」という説明を聞いたのだった。「身近ななぜ何にお答えします」というNHK木曜日夜の7時半的な番組だったと思う。

彼我では安全の感覚が違うのか?日米では体格も筋肉も姿勢も違うから、それはありそうなことである。あるいは、速度の違いを設定する際の観点が異なるのかもしれない。それともあのテレビは嘘八百だったのか。といって、テレビは真実を伝えるとは限らないとの主張のワタクシは、ここで文句を付けてはいけないのだった。

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Comments

その後、こんなページも発見しました。

http://www2.plala.or.jp/kamkamkam/gimon6/gimon66/274.htm

Posted by: ガーター亭亭主 | 2005.05.26 at 05:37 AM

これはこれは。

しかし、真相はともかく、ご紹介頂いたページ、すごいですねぇ。色々なことを好きな人がいるものだ(と他人事のように言いますが)。他方、こんなページも発見しました。

http://www.ogaemon.com/zatugaku/esuka.htm

やっぱり、一般人の感覚としては、手すりの方が速いのではないかと。。。

Posted by: ガーター亭亭主 | 2005.05.26 at 05:33 AM

 おお、これはニコルソン・ベイカーにふさわしい日常の疑問ですね。
 気になってググッてみたら以下のようなものが。[4]の回答によると、手すりが速いのは要修理っていうんですが、本当なんでしょうかね。なんとなく、ワタシも一般的に手すりが速いような気がします。

http://www.halka.sakura.ne.jp/09-answer/a_es01.shtml

Posted by: iio | 2005.05.26 at 02:31 AM

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