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2005.05.14

ユーロコイン

ユーロ紙幣は共通の一種類が券種(5ユーロとか10ユーロとか)ごとにあるだけだが、コインは表のデザインは共通でも、裏は各国で異なっている。現時点ではユーロを使っているのは12ヶ国。コインは8種の額面があるので96種類のユーロ貨幣が存在している。ベルギーみたいに1セントから2ユーロまで全部同じデザインの国もあれば、イタリアのようにすべて違うデザイン(8種類)の国もある。一覧はこの辺りから。

こうなってくると全部集めてやろうというのが人情で、それを見越した「ユーロコインアルバム」もある。プラスチックのくぼみに国別コイン種別にはめ込んでいくだけのものだが、これがなかなかコンプリートまでの道のりが遠い。

12ヶ国とは、ベルギー、ドイツ、フィンランド、フランス、スペイン、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、オーストリア、ポルトガル、スペインである。2007年からだったか、これに拡大EUということで中東欧を中心とした国々が加わった暁には、この収集作業は困難を極めるに違いない。

ということで、それまでに片を付けようともくろんでいるのだが、今までコンプリートしたのは、フランス、ベルギー、オーストリアだけ。ドイツはあと1種、イタリア、スペインがあと2種というところまで迫っているが、ここからがなかなか。逆にフィンランドは2種しか入手していない。

コイン商で売っているセットには頼らない。アレは邪道である。とエラそうなことを言った端からではあるが、自分で純粋に釣り銭だけに頼っていたら私の生活ではコンプリは不可能なので、他国から来たり回ってきたりした出張者などにお願いして交換してもらうところまではオッケーと決めている。

実は仕事上、これらの国の人々とは顔を合わせることだって少なくない。が、会議室でしか会わず個人的には口もきいたこともないムーミン顔のフィン人に、いきなり「あのー、お国のユーロコインなんですがねぇ」とは、流石にとても切り出せない。

ところで、かなり有名な話だから知っている人は知っていると思うが、実はユーロコインを出しているところは他に3つある。記念貨幣的なモノらしいので(真偽不明)、収集対象から外しているが(実際現物を見たことはない)、さて、出しているのはどこでしょう?

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Comments

はい、年号にはこだわりません(と自分に言い聞かせる)。

どうも、オーストリアの2005年ベートーヴェン金貨のお値段に怯んでしまったSt.Ivesです。音楽関係とヴァイマール共和国のコインが収集対象なので、「楽聖」ははずせないところですが、お財布が許してくれませんでした。


オランダの場合、確か前女王は老齢を理由に退位していたと記憶しています。要注意です。

それと、イタリアやギリシャはしつこく「1ユーロ紙幣」発行を求めています。彼らの国では1ユーロはとてつもない大金らしいです(なのでインフレ気味なのか?)。そうなると1ユーロ、2ユーロコインが消えます。もっとも欧州中央銀行は一顧だにしていないようですが、ベルルスコーニのことなので、どんな裏ワザを使うやら。

なお、私の場合は、スペイン、ポルトガル、イタリアのユーロ・コインはとんと見ません。ドイツ、オーストリア、オランダばかりです。

それでは、完集を願っております(年号には拘らないですよね?と深みに誘ってみたりする)。

篠の風さん、こんにちは。
「かなり」難しいと思います。

これ、全部揃えるのは、かなり難しいかもしれませんね。(^_^;)

St. Ivesさま、コメントありがとうございます。そうでしたか、コインにも造詣が深くていらっしゃったとは。

もちろん、その3国で正解です。で、おっしゃるとおり、商業ルート?に頼らないとこの3国分の収集はおそらく不可能(たぶんこれらは普通の商取引では使われていないのでは)なので、ワタクシの勝手な都合で、これらは収集の対象から外すということにしております。

しかし、う~ん、フィンランドとかの記念コインがあるのですね。ま、これも、とりあえず「普通貨幣」だけということにして対象外と言うことで。。。

で、モナコとヴァティカンはおそらく近々デザインが変わると思うのですよ。君主?が変わったので。ただ、これらの国はワタクシにとっては対象外と言うことで良いのですが、いま恐れているのは、スペインとオランダとルクセンブルクのの君主の御崩御であります(ベルギーはとりあえずコンプリしているので良いとして)。
スペイン、イタリアは案外パリでも流通していますが、オランダは結構少ないんですよねぇ。。。オランダ人はパリに来ないのか。。。ルクセンブルクに至っては。。。

で、今日、たまたまドイツの50セントをゲットして、ドイツもコンプリの仲間に入りました。

どうも、St.Ivesと申します。クラシックより海外コイン収集の方が実は趣味として古い者です(幼稚園から開始)。

さて、答えですが3つの国とは、アイスランド、リヒテンシュタイン、それにアンドラです、というのはウソです。

モナコ、サンマリノ、そして残り一つはカソリックの中心地というのが正解ではないでしょうか(最近神のエージェントが交替したばかりです)。なお、アンドラはもうしばらくするとユーロ・コインを出すかもしれません(EUと交渉中とのこと)。

なお、2ユーロ・コインについては、材質は通常コインと同じですが、記念コイン的なデザインのものも別途出されています(例えばフィンランド等)。

私も小さい頃は財力が無かったので、日航と原研に務めている叔父をはじめ近所のおばさん、学校の教師など、海外旅行にいった知り合いには方端からコインをもらっていました。

ただ、この方法だとモナコとヴァチカン、サンマリノの通常コインの収集は殆ど不可能だと思うのですが、いかがでしょうか(そもそもヴァチカンでコインを使う場所があったかなあ?)。

それでは、また。

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