音楽家の道(7)~ブラームス
バッハ通りの命名は1954年ですから、冷遇されているのではと思いつつも、50年の歴史があるわけですが、ブラームス通りが誕生したのは1991年です。15年足らず前のことなのです。

通りがあるのは、パリの東のはずれ、12区の真ん中あたりです。新オペラ座のあるバスティーユが12区の一番西(パリの中央に近い)なのですが、ブラームス通りは、ベルシーという財務省が引っ越したあたりに近く、再開発に伴って誕生した通りです。長さ62メートル、幅15メートル。

この写真で見て通りの右側は公園のようなスペース、左側はいかにも近年の建物、という感じが分かるかもしれません。
ブラームス、フランスでは確かに広く大人気の作曲家というわけではないですが、遅い登場といい、通りの感じといい、ちょっと寂しい感じです。しかし、それだけではありません。実は、ブラームス通りが出来た時の再開発のメイン部分はヴィヴァルディ通りと名付けられているのです。こちらは、幅30メートル、長さ390メートルという堂々たる通り。これから見るとブラームス通りはおまけという感じなんです。
ヴィヴァルディとブラームス。う~ん、そうなのか、フランス人。

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