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2005.11.18

ミルフィーユ

「ミルフィーユ」とデザートを注文しても通じないことがあります。メニューのその部分を指さすと「あ、ミルフォイユね」などと言われてしまいます。

鬼の首を取ったように言い立てるつもりではないのですが、"millefeuile"(1000枚の葉、ミルフォイユ)が"millefille"(1000人の娘、ミルフィーユ)となるわけで、想像するとなかなかおかしいです。

で、以下はこの違いの原因についての思いつきです。

先ほど「ミルフォイユ」と書きましたが、もちろんカタカナで正確に書くことは無理。「フォ」と書いた部分はもうちょっと口をだらしなく力を抜いたような感じで、「オ」とも「ウ」とも「ア」ともつかない曖昧な音なんですが、これを「ミルフイユ」と書いた人がいてそれを「ミルフィーユ」と読んだ人がおり、そちらの方が日本語的に言いやすく定着したのではないか、という説なんですが、どうでしょう。

ワタクシより少し世代が上になると「フィルム」のことを「フイルム」という人がいますよね。あの逆ではないかと突然思いついたわけです。

なるほど、などと感心しないでくださいね、何の根拠もないんですから。

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Comments

nofrillsさま

コメントありがとうございます。nofrillsさんは硬派なイメージ(ブログからは)なので、この話題にコメントをいたタダいたことは嬉しい驚きです。

でも、このミルフイユ→ミルフィーユ説はなかなか説得力がありますよね?(自分で言ってどうする)

ウイルスとビールス、なるほど。そうですね、探せばたくさんあるでしょうね。

millefeuileが「ミルフィーユ」なのがずっと謎だったのですが、「ミルフイユ」→「ミルフィーユ」という考え方には納得です。「フィ fi」を「フイ hu i」と書いていたのは実はおかしいんじゃないか、というところから「フイhu i」が「フィ fi」に置き換えられて、そのときにうっかりmillefeuileも。。。

といっても、この納得にも特に根拠はありません。(^^)

ところで私は昔、「ウイルス」(学校で使う語)と「ビールス」(祖父母が使う語)が同じものをさすということが不思議でなりませんでした。

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