小さな幸せ2題
その1
メトロのホームへ降りる階段、列車の入線する音が聞こえてくる。が、自分が乗る方向なのか逆方向なのかは見えず、分からない。と、ホームの見える角まで小走りに降りたおじさんが「こっちだぞ、急げ」とサインを送ってくれる。ダッシュで乗っておじさんに車内で「ありがとう」。おじさん「ギリギリで逃すとイヤだもんな」とにっこり。
その2
右折車線と直進車線の動線が優先レーンの関係で交錯するため直進の信号が青から赤に変わってから右折が青になる交差点(右側通行です、念のため)。右折するワタクシは直進の青では発信せず(当然)右折の青を待っていると後続車がしきりにクラクション。次の信号で停車した機会に、降りていってクラクション氏に、「あそこは直進の青で右折車が出るとぶつかっちゃうのだ」と説明・抗議するも、このおじさん「右折も青だった」と譲らない。ラチがあかないので諦めて自車に戻りかけると、やりとりを聞いていたバイクのおじさんが右親指を立てて「おまえの言う通りだ」のポーズ。外国人の風貌と言うだけで先方の主張が正しいことになりかねない中、これは嬉しい。
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