牛(2)
今回出展されている牛は様々なコンセプトによりますが、肉とか乳製品とかそういう観点のもの、芸術的(コラージュ的とか)なもの、社会的にメッセージのあるもの、という感じに大別されそうです。
そこに意表をついて入ってきているのが「電気、電力」というコンセプトです。やっぱり、力強い(ジャンニーニの交響曲第3番の第1楽章のような)推進するエネルギッシュなイメージが牛にはあるのかもしれません。

まずは「マドモワゼル十万ボルト」(No.185)と題されたこの牛。
どうでも良いですが「君のひとみは10000ボルト」
って、当時百万ボルトだと思いこんで仕方がなかった記憶があります。そういえば、アトムの馬力数問題というものもありましたねぇ。
閑話休題、アーティストのフレデリック・ペリモンは、こんな仕事をしている人の模様ですが、スポンサーのHaute Tensionというのは調査がつきませんでしたが、「ハイ・テンション」というこの言葉、「高電圧」という意味にもなりますから、スポンサー名からインスパイアされた作品なのかも。あるいは、そのものズバリの高電圧関係の会社か団体なのかもしれません。さらには、作品先にありきでスポンサー名が後から考えられたとか。。。謎は深まります。

「さわるな危険!」という感じでしょうか。

耳の間のガイシが可愛くて良い感じです。
さて、もう一つ、こちらは「電気の踊り(Dance Electrique)」(No.183)。

首を低く下げて、勇壮な感じですね。
作者のIlan Weinmann は他にもいくつかの牛のデザインをしている人のようですが、この方面に疎いワタクシには「ああ、ヴァインマンね」なんて訳にはいきません。有名な人なんでしょうか?
一方、スポンサーのLegrand。こちらも、日本語限定でググって見ると、ヒットするのはミシェル・ルグランばかり(当たり前か)。そんな中、この記事とこの記事を見つけました。配線機器、スイッチでは仏最大のメーカーでホームオートメーションで頑張っている会社のようですから、この出品にふさわしいですね。同社のウェブサイトはこちら(英語)。
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