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2006.06.02

W杯を前に(1)

日本対ドイツとの親善試合、いくら調整の最終段階であって本番ではないとはいっても、開催国にとってしかも自国の観客を前に無様な姿をさらすわけにはいかないのが道理でしょう。だから、手を抜いたなんてことは決してないと思うので、開催国ドイツに引き分けというのはよくやったと思います。それに、海外に暮らしているとやはり自国の活躍というのは何にせよ嬉しいです。

ですが、当地フランスでは日本対ドイツの試合など放送されるはずもなく、ワタクシは得点経過を知るのみなのでありました。こちらで放送される親善試合は、フランス戦はもちろんですが、フランスと一時リーグで当たる国々の試合、ブラジルとかイングランドとかチェコなどの強豪の試合となっております。この点でも、現時点でのドイツの相場が分かります。

ですが、FIFAのランキングで日本がドイツより上にいるとは知りませんでした。ワタクシにとっては落ちぶれた(本当か?)とはいえ、ドイツはやっぱりサッカー的にあこがれの国なんですが。だって、ベッケンバウアーとか、ゼップ・マイヤーとかよく見たなぁ、と(もちろん三菱ダイヤモンドサッカー)。奥寺もドイツに行ったんだし、さかのぼればクラマー・コーチだって。

だから、ドイツ音楽紀行さんやvita cotidianiさんのような不愉快な経験をしても、きっと内心忸怩たる想いはあるにしても、闘争心に火がついたりしないような気がします。ドイツ人同様、過去のドイツの栄光をどこかで信じてしまっているのでしょうか。まだまだ、海外生活経験が足りないのかもしれません。

しかし、フランス人は(内心どう思っているかは分かりはしませんが)、テレビの司会者が

>>試合司会者が、アジアから来た四足のサルたちは、すばしっこいですねえ。
(上記vita cotidianiさんのところから引用させていただきました)

とは、さすがに言わない、と思います。この国では一般的に日本への関心が高いし、トゥルシエは代表監督もしたし、それに、98年にフランス大会がありましたからね。スポーツの世界では柔道がすごく(きっと日本より)盛んですし。
また、思ったことをすぐ口に出すような正直さは多分ドイツ人に比べて低いのではないかと想像しますし、それに何よりフランス人は、他国の文化に理解があるということをかなり広範囲の人が「ウリ」にしていると思われる節があり、だから、そんなことは口にはしない(という意識の流れを彼ら自身が意識しているかどうかは分かりませんが)、というかできないのでしょう。

ワタクシが行っている床屋の主人も子供に柔道を習わせていて、自分はサッカーをやっている(いた)のですが、日本人は規律正しくて、だからチームもよく組織されている、ということを誉め言葉として言っていました。98年に観客がゴミを片づけて帰ったことは、なかなか印象深かったようです。もっとも、最近そうでもないんじゃないかなぁ、と思いつつも、そりゃぁフランス人に比べればまだまだ規律正しいなぁと。

で、その会話は、先週の土曜日、フランス・メキシコ戦の日の朝だったのですが、(続く)

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