お色直し
パリでは、決して良いとは言えない空気にさらされている建物は、徐々に黒ずんできます。昔はそれを放置していたので、その黒ずんだ建物がパリのイメージだったのだそうですが、今では何年に一度かお色直しが義務づけられています。アンドレ・マルローが文化大臣の時に始めたことだと聞きました。
上の写真は、グラン・パレが、そのお色直しをしている最中のものです。クレーン車の先につけられたユニットでは、細かい砂?の入った水が高圧で噴射されて、それによって建物の表面の汚れを取っているのだ、と聞いたことがありますが、真偽のほどは知りません。本当だとすると砂消しゴムみたいなものでしょうか。建物の表面も少しは削り取っているのでしょうね。
掃除をされて白くなった部分とこれから掃除される黒ずんだ部分の色の違いが見て取って頂けると思います。
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