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2006.11.19

ワルターのブラームス

Walter1

united archives からワルターのブラームス交響曲全集が出ました。ウェブサイトにはなぜかまだ掲載されていませんが。

ワルターは後年コロンビア響ともステレオでブラームスの交響曲全集を録音していますが、これはニューヨークフィルとの53年の録音です。

ワタクシ、このブラームスの2番を、30年くらい前に2番を人から借りたんですが、あまりの凄さに一晩の内に何度も聞き返したことを覚えています。LPだったからあんまり聞くと減っちゃうんじゃないかと少々心配しながら。

でも、1番、3番、4番にはなぜか進みませんでした。4番はそのあと少ししてコロンビア響とのレコードを買って持っていましたが。だから、これらは初めて聞くものです。

で、今回、あの2番が聞けると思い、期待半分不安半分でそれからかけ始めたんですが、いやぁ、良かったです。あの時と同じように手に汗握るというか血湧き肉躍るというか。この演奏の4楽章というのは、本当に凄いものです。火吹きのブラームスというとミュンシュなどが挙げられますが、これが一番です。

前に前に行く1番、自在な3番も良かったんですが、レコーディングデータを見るとこの交響曲4曲を53年12月の21,23,28,30日の4日間で録ってしまっているのですね。スタジオ録音ではあるんだけれど、録音のために入念に練習をして、という趣のものではなくて、レパートリーをそのままかけたという感じです。

解説によると51年の1月から2月にかけて、このコンビは交響曲全曲と協奏曲4曲などのブラームスツィクルスを敢行しているとのことですが、もしかしたら、その約3年後に交響曲だけでも再演してその機会の録音と言うことでしょうか。解説にはそこの所の言及はないので分かりません。

いずれにしても、復活を喜びたいところです、と言いたいところですが、実は交響曲だけであれば、最近であれば2年前にもまとめてCDでソニーから出されており(多分その前にもあったことでしょう)、ボックスに書かれている「初CD化」というのは事実ではありません。もしかするとフィルアップのハイドン変奏曲、大学祝典序曲、悲劇的序曲、ハンガリー舞曲(4曲)はそうなのかもしれませんが。

と、少々くさすようなことも書きましたが、このワルターのブラームス、前にモーツァルトで少々がっかりしたのとは違って、大いに満足できるものでした。

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