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2007.02.14

ラモーな日々

予告より更新が遅くなってしまったのには訳がありまして、、、。
11日はシテ・ド・ラ・ミュジーク(パリの東北のハズレでどちらかというと西側に住んでいるワタクシにとっては結構遠い)まで、コンサートに遠征したのですが、これが大当たりでして。
元々はガーディナーの演奏会に行きたいな、と思って彼らの日程を調べたところ、2月に「ガーディナー特集」みたいなものがシテ・ド・ラミュジークを中心にパリで開催されることを知って行ったコンサートでした。

認識していたのは、ラモーの作品をガーディナーがバレエ付きで演奏するということだけだったんですが、行ってみたら5部構成。
第1部は"ザイス"から、第2部は「ダルダニュス」「エベの祭典」「ボレアド」から、ということだったのですが、曲を特定できないワタクシにはどこまでが第1部やら分かりませんでした。が、ガーディナーとダンサーの頭領の解説(マイクを持って時々話していました)によれば、ここは演劇的ではないバレエのパートだったそうで、なかなか優雅だったことが印象に残っています。

で、

第3部の演奏者はローズマリー・ライデン指揮ブスカイド・ソウェト弦楽合奏団、踊り=ダンス・フォー・オールという人たちでガーディナー一座は出てきません。何だろう、これは。前座(というか中継ぎ)みたいなものか、若い人に機会を与えるとか歌手のオケ付きアリアの夕べで演奏される序曲みたいなものかなどと思ったのですが、全くの認識不足でした。
ソウェトは南アフリカ最大の黒人居住地区で1976年にはアパルトヘイトの終わりの始まりとなったソウェト蜂起事件というのが起きたところだそうです。恥ずかしながら知りませんでした。
ですから、そこの出身者で構成され名前を冠している団体というのはそれだけで政治的に意味があるものだと思いますが、それはともかく、です。

若い(10~20歳代)黒人ばかりの団体で、20人くらいの編成で、全員黒いTシャツに黒いズボン。中には民族衣装の子もいます。チェロとバス以外は立っての弦楽合奏団の前に3つのアフリカの太鼓が配され、その太鼓の激しい連打の「プラテー」からの音楽が始まりました。生き生きとした音楽です。民族的な衣装の男2人女2人の踊り手が、このラモーの音楽にのって踊りまくります。優美な動きもあり、西洋のバレエやモダンダンスから影響を受けたとおぼしき動き(もっともモダンダンスとの関係は一方通行ではないでしょうが)もありますが、その多くは大変エネルギッシュで激しい動きです。痙攣するように体を前後に細かく激しく揺さぶったり、荒々しいまでに床を踏みならしたり、高く高く跳んだり、手を前後に激しく動かしたり、体をたたいたり。途中からはバイオリン奏者も2人踊りに加わり(このために民族衣装を着けていたのでした)、大熱狂の内に、この第3部が終わりました。

今日のメインは、あるいはこれだったのか。。。(続く)


関連エントリ:ラモーな日々(続き)
        ラモーな日々(さらに)
        ラモーな日々(そして最終日)

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