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2007.02.23

ラモーな日々(そして最終日)

「ガーディナーの世界」(「ガーディナー特集」よりこっちの方が良いですよね)、最後には、16(金)、17(土)に「カストルとポリュックス」の2回公演がありました。これだけは会場がサル・プレイエルだったんですが、この会場は昨年9月の再開以後、今回シリーズ企画のシテ・ドゥ・ラ・ミュジークが運営受託しているので、こういうことも柔軟に出来るのかもしれません。

本題に入る前に。

今日現在、上記サル・プレイエルのサイトに行くと、トップページの下の方に「「カストルとポリュックス」のプログラムノートはこちら」なんてことが書いてあって、pdfファイルが見られるようになっています。実は、当日(少なくとも私の行った2日目)は、プログラムが足りなくなってしまった(無料配布)のでした。シテ・ドゥ・ラ・ミュジークのサイトでは、演奏会当日のプログラムが48時間前からダウンロードでき、予習できるようになっている(あそこの企画は予習して行く価値があるものが多いし、客層もそういうことなのでしょう)のですが、このように、ウェブサイトは復習にも使えるというのは良いことだと思います。もっとも十分な部数印刷しておけば良かったわけですが。


閑話休題、「カストルとポリュックス」ですが、このシリーズの掉尾を飾る入魂の演奏だったと思います。にわかラモーファンには、生で接するのが初めてどころか、CDでだってナクソスMLを流し聞きした程度だったので、どこがどうとか、誰と比較して、なんてことは言えないのですが、とにかく良かったです。

カストルのダーリン、ポリュックスのナウリ、テライールのデンマン(当初ピオーの予定だった)、フェベのスミス、主役級が皆素晴らしいのに加えて、合唱団からソロの役柄を務めた8人も、その場その場において遜色ない歌でした。静謐という言葉がぴったり来る部分、まっすぐで透明な声の響きにワタクシは特に惹かれましたが、喜び、悲しみといった様々な感情が、本当に心に伝わってくる演奏でした。オーケストラは繊細を極めると言うよりは、感情の起伏に即したレンジの広い演奏のように思いました。

数日後に丸一日ガーディナー特集を組んだフランス・ミュジーク(FMラジオ放送)でも、午前には83年のエクスでの「イッポリートとアリシー」、午後の最後にこの「カストルとポリュックス」の2つのライヴを放送し、「ガーディナーのラモーへのカムバック」と紹介していました。コメント欄でpfaelzerweinさんにご指摘いただいたように、クリスティが録音量では圧倒していて、そして最近ではミンコフスキの台頭著しいこの分野、ガーディナーが更に活発に取り組んでくれれば、本当にうれしいことです。

この「ガーディナーの世界」、ガーター亭本館にコンサート演目の全貌をアップしておきましたので、興味のある方はどうぞご覧下さい。

関連エントリ:ラモーな日々
        ラモーな日々(続き)
        ラモーな日々(さらに)

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