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2007.07.06

小松先生

ワタクシ、2000年の7月から9月にかけて胆石で入院をしておりました。何で胆石でそんなに長く?とこの病気についてご存じの方は思われるかもしれません。そこは、まあ、色々とありまして。。顛末に興味のおありの方は本館ガーター亭日乗の特別篇「入院の記」を、と思うわけですが、その第3部「転院」に救世主のごとく現れる名人の医師がいます。

イヤ本当に、この時以来、医者は選ばなければ、と強く思うようになったのですが、それはともかく、この名医の消息を最近になって知りました。

国立スポーツ科学センターでスポーツ医学に取り組んでいらっしゃる小松裕先生です。

なんで胆石でワタクシの救世主となった先生がスポーツ医学なのか、ということについては、ご自身もエッセイに書かれていらっしゃいますが、そもそも消化器内科とスポーツ医学の両方に興味があって、二足のわらじを履いていたところ、二兎を追う生活に限界を感じ、スポーツ医学に専念することになったのだそうです。そういえば、何かの日程のご相談をした時にも、ここからここはシドニー五輪に行くので、などとおっしゃっていました(ソフトボールチームのチームドクターでした)。
しかし、消化器内科のこの分野では世界レベルにも通用するような存在になりつつあった(既になっていた?)のに、それを捨ててスポーツ医学にいったというのは、ちょっと驚きました。その辺りは、エッセイでも触れられていて、やはり、周囲は「もったいない」と止めたのだそうです。けれどご本人の判断は、確かに名を知られるようになっていたのは事実だったけれど、この分野は弟子も育ってきて人に任せられるが、スポーツ医学の分野は人が不足していて、自分はそちらに行った方が貢献の度合いが相対的に大きい、と判断したのだそうです。

う~ん、立派。

もちろん、そちらの方が将来性があるという判断では、と突っ込むことも可能でしょうが、それにしては、捨てるものが大きすぎると思うのですね。入院していたときにも、日米の医療システム(特に専門病院とホームドクターのあり方)とかそれに向けた医師養成の考え方の違いなどについて、話をしてくださいました。きっと、自分が何が出来るのか何をすべきなのか、ということをきちんと考えていらっしゃるのでしょう。

ま、そんなことを言ったら、いや、好きだったからですよ、とか、その時の勢いで、とか言われてしまいそうですが。

いずれにしても、一層活躍して頂きたいと思います。

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