「いつまでもデブと思うなよ」
岡田斗司夫の最新作(たぶん)です。新潮新書。
まだ読み出したばかりですが、これは面白いです。50キロのダイエット体験を基にしているのは言うまではありませんが、第一章は「「見た目主義社会」の到来」です。なぜやせなくちゃいけないか、というところから入るわけです。理由は単純明快で「デブ」は損をするから、ということです。健康面とか選べる服の範囲の狭さとかそういう点ではなくて、太っていると「デブ」というキャラ付けがなされて、それにより、仕事を含んだ対人生活でどんどん損をしていく、とそういう主張です。そうして、痩せると自分も(肉体的にも)楽だけれど、周囲の人の文字通り自分を見る目が変わってくるのが実感できて、これが一番大きなメリットだと。
実はココまでしか読んでいませんが、これはきっと面白いと確信させる本です。
亭主も太っており、過去に20キロと30キロのダイエットに一度ずつ成功していますので、彼の主張には実感を持って首肯することができます(ちなみに岡田氏も20キロと30キロのダイエットに一度ずつ成功している由)。
ダイエット関係の本の名著ナンバーワンは、岩城宏之の「男のためのヤセる本」だと信じておりますが、もしかして、その牙城を揺るがすかもしれません。
<以下追記>ところで、岡田斗司夫氏のココログでのインタビュー記事を発見しました。まだ前編だけなのですが、後編は、このダイエットの話がメインになると思われます。
で、ダイエット方法のところまで読み進んだのですが、このレコーディングダイエットというの、「あ、前にやっていたことだ」と思いました。ガーター亭の本館に「飲食・体重記録」というものがありますが、それがそれです。なぜ始めたかという由来は、同じく本館の「入院の記」の最後から2つ目のパラグラフ<規則正しい生活を>に少し書いてあります。
ただ、岡田氏のやり方は精緻化していますねぇ。段階ごとにやるべきことと(やるべきでないことも)なぜそうなのかを説得力を持って書いているところが素晴らしいです。あ、精緻化と言ってもできないようなことではないんです。中でも、「助走期間」というのを作っているのがオリジナル。感心しました。
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