« 動物柄ネクタイ(3)「キリン」 | Main | ミハルス »

2008.07.08

シャンパーニュ

Champagneフェリシティ・ロットがアルミン・ジョルダンと協演した盤と言えば、「シャンパーニュ」と題されたこういうものもあります。
ロットのオペレッタ・アリア集という位置づけで、レハール、オスカー・シュトラウス、オッフェンバック、メサジェなんてところを歌っています。ライヴ録音で、拍手だけでなく観客が沸いたりするリアクションも入っていて、雰囲気があります。1月の演奏会で、ニュー・イヤー・コンサートといったところでしょう。オーケストラはスイス・ロマンド管で、ジュネーヴのヴィクトリア・ホール。
で、ロットも良いんですが、合間の序曲がこれまた良いのです。オケ伴のアリア集演奏会で、歌手が休んでいる時間に演奏されるアレです。ここでは、「こうもり」序曲、「金と銀」など7曲が演奏されています。全部で収録されているのが17曲ですから、結構オケ曲割合が実は高いかも。
中でも、「金と銀」はなかなかの名演です。すみずみまで委曲を尽くしたということではなく、流れに任せているところも少なくないですが、ぐっと腰を据えて溜めてからの堂々とした歌い出しや、前へ前へと進む勢いに満ちた高揚感など、なかなかのものです。ジョルダンにはエラートへのスタジオ録音もありますが、こちらの方がワタクシは好きです。
しかし、「金と銀」と言えば、

Gsやはり、名高いこの盤に触れないわけにはいきません。ケンぺとドレスデン・シュターツカペレの、同団425周年記念盤と銘打たれているものです。この写真は1枚1500円のミッドプライスで発売されたときのLPのジャケットですが、CDでもクレストシリーズで入手可能です。
「金と銀」の録音ってそもそもそんなに沢山あるわけではないからなのかもしれませんが、これ以上の演奏は今まで聴いたことがありません。テンション高く濃い表情付け、遠慮のない大見えの切り方。そして、何よりもぞくぞくするような弱音の表現。まだの方には聴いていただくしか。
残念ながら、今回のジョルダン盤も、かなり良いとは思いつつ、この牙城を崩すには至りませんでした。

ううむ、ロット/ジョルダン盤の話だったはずなのに。。。

|

« 動物柄ネクタイ(3)「キリン」 | Main | ミハルス »

音楽」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/10092/41731180

Listed below are links to weblogs that reference シャンパーニュ:

« 動物柄ネクタイ(3)「キリン」 | Main | ミハルス »