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2008.10.04

ご縁玉

Goendama「ご縁玉」。ドキュメンタリー・フィルムです。養護教諭として「いのちの授業」をなさってきた山田泉さん(ブログ)とベトナム孤児としてフランス人の養父母に育てられ、今ではアンサンブル・アンテルコンタンポランのメンバー、チェリストのエリック・マリア・クテュリエの交流を描くものです。監督の江口さんとは、それこそ、ご縁があって知り合って親しくさせていただいており、見させていただいたのですが、心に染みる良い映画です。
11月15日から21日まで、大分のシネマ5で先行上映、12月には東京渋谷のユーロスペースで緊急公開、来年には佐賀のシアター・シネマでも公開予定とのことです。配給はパンドラinfo@pan-dora.co.jp)です。

公式あらすじ(?)です。

 パリ国立高等音楽院に首席で入学、数々の最高評価を受けて卒業。早くから世界各国の音楽に魅了され、独自の軌跡を辿ることを決意したチェリスト。エリック=マリア・クテュリエ(1972生)。クラシック・現代音楽の分野において、それぞれフランスを代表する数々のオーケストラのソリストとして著名指揮者たちとの出会いを重ねるかたわら、個人の音楽活動を意欲的に展開し、分野を限定せずに飽くことなく音楽の可能性を追究しているヨーロッパでも注目のアーティスト。そんな彼は、余命少ない闘病患者とパリで運命的な出会いをします。病気と向かい合い、命を語り続ける一人の日本人女性。山田泉さん(1959生)。
 エリック=マリアはチェロによる演奏を、がんと闘い続ける彼女に贈ることを約束します。日本での再会を誓い、パリで、山田泉さんの娘から、「また御縁がありますように」と願いを込めて渡された五円玉。この出会いがエリック=マリアを10000キロ離れた日本の旅へと駆り立てる事になります。
生後9ヶ月、ベトナム戦争の孤児としてフランス人夫婦のもとに引き取られたエリック=マリア。その育ての母を9年前乳癌で亡くしてしまった彼。母にしてあげれなかった、『チェロ演奏による療法』。チェロから溢れる響きを患者の肌にじかに伝えるこの方法で、山田泉さんが抱える腫瘍の痛みを少しでも和らげてあげたいと願うエリック=マリア。彼が目指す新たな音楽への可能性、そして、自分探しへの旅が始まる。山田泉さんとの一対一による『ミュージック・セラピー』をドキュメントしながら、エリック=マリアがどのような精神の彷徨を経て今回の日本行きを決意したのか、その「想いの旅路」をフィクションを織り交ぜながら、パリ、京都、大分を舞台に辿り、山田泉さんとエリックマリアの想いの原点が重なり合う「聖ヨセフ寮」での特別演奏に密着して、エリック=マリア、心想の原風景を描いてゆきます。

ミュージックセラピーというものに興味がある方はもちろん、多くの人に見ていただきたい映画です。


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