図書館リニューアル
ワタクシは三鷹市の住人ですが、愛用の市立図書館の利用手続きが今年から変わりました。
今までも、インターネットを使って、資料を検索しての予約、自分の借りている状況の確認(期限とか)、貸出期限の延長(他に予約がない場合のみ1回に限り)などができましたし、予約した資料が貸し出し可能になったときの携帯メールへの連絡もあったりして、非常に使い勝手の良い図書館でした。(システムを担当したのはIBMとのこと。)
で、今回大きく変わったのは、図書館で実際に本を借りる際の手続き。
今までは、借りる本をもってカウンターに行き、図書館カード(これもリライト方式でなかなか感動的)と一緒に係の人に渡すと、係の人がカードを読み取り機に差し込んで本に付いている図書館のバーコードを読み取り手続き完了、ということだったのですが、今度は、自分で本を持って貸出テーブルのところに行きます。図書館カードを読み取り機に差し込み、本をテーブルの上に置くと、画面に借りようとしている本の一覧が出ます。それでよければOKを押して、これで手続き完了です。カードは書き換えられています。
本(だけでなくCDも同じなのですが)に、この半年くらいかかってICを付けたんですね。そうすると、テーブルの上に積み重ねて置くだけで、機械がICタグから情報を読み取ってくれるのです。何というか、まあ、Suicaとかと同じ方式ということだと思えば、そんなにびっくりするほどのことではないのでしょうが、でも、新鮮です。あ、もちろん、図書館への出入り口のところにはゲートがあって、貸し出し手続きをせずに本を持ち出そうとすると引っかかる仕組みになっています。
市のウェブサイトに載っている内覧会の模様です。
何か、未来都市に来てしまったような感じです(笑)。でも、考えてみると、そういうインターフェースでも対応できるように人間の方も進歩(?)してきているんですよねぇ、きっと。ATMとかタッチパネル式の新幹線切符販売機とか、辺りを見回すとそういうものはたくさんあって、そうでなければ、いきなり図書館だけこんな感じになっても、きっと使い方に不安を覚える人だらけという状態になってしまうのではないでしょうか。
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