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2010.01.12

君はフェルメールを見たか?

Rimg0012現存しているフェルメールの絵を全部見るのだ、と巡礼を続けている(あるいは達成された)方は、少なくないと思います。ネットの世界でも、こちらの方とかこちらの方とかこちらの方とか、もちろん忘れちゃいけないこちらの方とか。
有名どころ(?)でも、こんな本あんな本が出ています。

で、実はワタクシもその末席を汚すものであります(未達成)。

きっかけとなったのが、1996年の春にハーグであった展覧会。ワシントンのナショナルギャラリーとマウリッツホイス美術館が共同開催したこの展覧会は伝説となっていますが、当時一応フェルメールの作品とされていた全36点中23点が一堂に会するというものでした(内容はこちらとかこちらで)。ワタクシは、本当に幸運なことにこの年4月の末にパリに赴任していたので、これに行くことができました。

当然前売り券は売り切れでしたが、当日の入場も人数が限定されるものの可能だという情報に(確か5月第2週くらい)週末ハーグまで勇躍車を飛ばしました。記憶が定かでないのですが着いた時には既に当日入場枠はいっぱいで入れず。翌週末だったかに、もっと早く着くように再トライして見ることができたのです。

有名どころの作品は知識として知ってはいたもののフェルメールと意識して現物を見たことは一度もなく(多分)、正直言ってミーハーな気分もかなり手伝って出かけたのです(きちんとした愛好家で見られなかった方には申し訳ないことです)が、虜になりました。そして残りの作品も全部みたい(といってボストンの「合奏」は既に盗難に遭っていましたが)という気持ちが沸々と。こつこつと所蔵の館を巡っている方に比べると、キセルをしているようなものですし、なんだか動機も不純に見えるかもしれませんが、そこはそれ、これも一つの出会いということでお許しあれ。

その時の盛り上がりに呼応して特集されたBRUTUSが上に掲げた写真ですが、これには、フェルメール全作品世界分布図なるものが載っておりまして、非常にその後続く巡礼の旅に重宝することとなりました。
(つづく、筈)

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