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January 2011

2011.01.03

Gさんのこと、またはO店長を囲む会

昨年の3月、今は無き新星堂吉祥寺北口店を懐かしむエントリを上げたのですが、先月、当時のO店長を、お世話になった有志で囲む会を催すことが出来ました。有志、といっても、往時はお互いに面識はなく、クラオタ仲間として後年知り合い、30数年後の今、実は同時期に入り浸っていたコトを知るに到る数人の面々でした。

全国のO店長ファン(?)の皆様、店長はお元気でいらっしゃいましたよ。今はCDの制作の仕事をされているとのことでした。

最近の身辺のことや体験談をお互い話したり、業界の今日を憂う(?)放談など、非常に楽しかったのですが、何と言っても、やはり当時の懐古的な話も相当の部分を占めるのは事の成り行き上当然でしょう。その中で、長年のナゾが解けた(?)のは、店の主のように(店員さんではありません)振る舞っていたGさんのこと。

Gさんは、感覚的にはいつでも店にいて(実際、ほとんど毎日来店していたのではないかと)、試聴卓の前の椅子にかけて店員さん相手に世間話やら音楽談義やらをされていました。そして、カウンターの中に入り込むことはおろか、入荷したレコードを店員さんより早くチェックし、「オレ、今日これ持ってくから」と宣言してしまう(もちろん購入されるのですが)ようなことも数多かったと記憶しています。いわゆる常連さんだったのですが、冷静に考えればお店の人ではないものの、何か関係者ぽかったです。カゲの店長みたいな。
で、今回、Gさんは、実はあの野村あらえびす氏に可愛がられて(?)育ったのだということを知り、大変驚きました。そりゃ、そうですよね。歴史上の人物ですもの、完全に。幼少の頃、どんな風だったかと言いますと、Gさんはご近所のあらえびす宅によく遊びに行き、他の大人は触らせてもらえなかったレコード盤(当然SPです)を、「あの子が来たら、(自分が留守でも)いくらでも自分でかけさせてかまわないから。音楽が好きなんだから決してぞんざいに扱ったりはしないから」と、氏の許可を得て、コレクションを聞きまくった(?)のだそうです。いやぁ、そんなお方とは存じませんでした。筋金入りですね~、これは。

なんてことを知れば知る程、失われてしまったあのお店への懐旧の念が強まると同時に、そこに育てていただいた我が身の幸せをかみしめ、日本酒のすすむ夜でしたとさ。

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2011.01.02

12月と昨年の歩行記録

昨年12月と昨年1年間通しての歩行記録です。

【12月】

歩数 3085399952
消費カロリー 14005kcal451kcal
歩行距離 215.83km6.96km
(  )内は1日平均

11月と同じ失敗を繰り返してしまいました。年の最後だからきっちり平均1万歩に載せようと、大晦日にあと1万歩でOKという状態にして、そしてそれを達成した筈、だったのですが。。。なぜか結果は1461歩不足。。11月は1693歩不足だったのでそれよりはまし、んなわけはありません。詰めが甘いなぁ。昨年のFC東京みたい。いやいや、これは言うまい。

【2010年通算】

歩数 35441059790
消費カロリー 156452kcal432kcal
歩行距離 2479.37km6.84km
(  )内は1日平均

1日平均9790歩。
2009年
は9692歩だったので、それよりは改善されていると言うべきかなんなのか分かりませんが、年間1日平均1万歩を達成できませんでした。毎月ごとに見ると達成したのが2~5月、それ以外の8ヶ月はダメでした。2009年は1、3、5~8と5ヶ月達成しているので、これよりは悪い。特に、上にも書きましたが、最後の二月の詰めの甘さには目を覆います。東京のJ1復帰のためにも、今年はちゃんと毎月1万歩超えを目指します。

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2011.01.01

マゼールの大晦日ベートーヴェンマラソン

岩城宏之が始めた大晦日のベートーヴェン交響曲全曲演奏。彼の没後は炎のコバケンこと小林研一郎へと引き継がれ、今年は御大マゼールの登場でした。一度はこの「マラソン」参加してみたいと思っており、マゼールと聞き更に食指が動いたものの、チケットが高すぎて見送りでした。

が、Arts for All という企画でこれがUstreamで生中継されるとのこと。これはなかなか興味深いと視聴してびっくりしました!

正直言ってUstream、そんなに画質音質を期待するようなものだと思っては居なかったのですが、間違っておりました。こんなに素晴らしいものだったとは。関係者の皆様、私の不明をお許し下さい。そして、このような企画を実現してくださって、本当にありがとうございます。特に慶應義塾大学、エライ!底力がありますねぃ。それにしても、何だかすごく色々の方法で中継されていたと、翌朝になって知り感嘆したのですが、それはこちらにまとまっておりますので、興味のある方は是非どうぞ。

Ustreamやら本格的に始まった年の瀬にふさわしい、非常にエポックメイキングなイベントでした、本当に。


肝心の演奏のことが後先になりましたが、これが、もう素晴らしい。マゼール万歳!、オーケストラ万歳!って感じのものです。
オケに参加された方のブログによれば、今回は、ユニークなボウイングを指示してあるパート譜をマゼールが持ち込んで演奏したとのことですが、まあ、弦楽器者でないワタクシには、それはそんなに分かったわけではありません。しかし、ティンパニが楽譜に無いどころか、スケールまがいのことをやっていたのにはびっくらこきました(←死語)。トスカニーニとかオーマンディのブラームスみたいな生やさしいものではありません。それに、盛り上がりの前では溜める溜める、見得を切る、かと思えば手に汗握るくらい疾走する。もちろん豊かに歌にあふれ、しみじみとした感興にも欠けるところがない。もう圧倒されました。そして、それが「違う」とか思うことなく一緒になって盛り上がれてしまいました(ヘンな言い方ですが)。巨匠です。
考えてみれば、マゼールって、手練手管というかケレン味たっぷりというか、昔からそういう人でしたが、しかし、若い頃(といっても70歳くらいまで(爆))は、それが鼻につく、っていうか、効果のための効果というか、こちらは「面白いね」と言いつつ醒めてみている的なところがあったのですが、それをやり続けた結果が、80歳になってこういう形で結実するとは!本当に恐れ入りました。朝比奈じゃないですが、長生きはしないといけません。

もう、聞き所満載なのですが、1カ所だけ挙げます(あ、全曲聞いたりはしていません)。第9の第4楽章、歓喜の歌のメロディがチェロとバスで始まって、弦楽器に広がっていくところ、大好きなんですが、その後、管を交えたテュッティになる直前のところ、ここで音楽が巨大な何者かに膨れ上がったのです。一瞬何が起きたのか分からない程。こんな感覚は初めてでした。もう、やられたーって感じです。

この演奏、パッケージにしても良いくらいだと思いますが、とりあえず、2月にはスカパー!で放送するとのこと。見逃した方は是非。

年の終わりに、いいもん見さしてもらいました。

皆様にも今年一年がいい年でありますように。


(追記)映像を作っていたのはNHKでした。プレスリリースもありました。なるほど、とともにさすが!でした。

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